プラチナデータ by 東野圭吾 [ミステリ]
- 作者: 東野 圭吾
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
東野圭吾の作品です。
シリーズ物ではなく、単体の作品になります。
DNAを検索する事で、かなりの確率で
犯罪者を特定することがなるシステムを作り上げ
犯罪の検挙率が、飛躍的に高くなった未来。
しかし、ある連続殺人でのDNAを調べた所
「NOT FOUND」
と判断される。
果たして、これはシステムのデータ不足によるものなのか？？
そして、時を同じくしてそのシステムを作り上げた
製作者も殺される。
残っていた毛髪を検査をした所、その犯人は自分自身というのだ。
DNAを駆使した科学者が、一転犯罪者として
糾弾される状況に。
一体、何故このような事になったのか？？
警察等も頼れないなか、システムの謎を探るため
プラチナデータと呼ばれるシステムを
警察の目をかいくぐり、追求する羽目になったのだ。
単発ものということで、はっｋりりとした探偵みたいな人物は
出てきませんが、プロットと謎で、十分に読ませてくれます。
そして、近い将来DNAを活用する事で
このような未来を、現実にでてくるのではと思わされる
小説でした。
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タグ：東野圭吾
終物語 中 by 西尾維新 [ミステリ]
- 作者: 西尾 維新
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/29
- メディア: 単行本
記念すべき、100エントリ目！！
100記事書くだけでも、けっこう大変ですねｗｗｗ
でも、これからもまだまだ書いてきたいと思います！！！
100記事目は、西尾維新の作品にしました！
終物語中までようやく進みました。
読むペースがかなり遅いですね。。。
クライマックスに向けての
ある程度の伏線回収を目標とし
それと、決着をつけていないあるキャラとの対決。
そう、通称忍野忍
正式名称、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
が一人目の眷族として、吸血鬼にさせた男が
吸血鬼の不死身性を遺憾無く発揮し
この現代に、復帰を果たす。
忍もその男に対して
愛憎含む、やるせない感情を抱き
その男とどう対峙するか、非常に悶々とした状況に。
その解決の一旦を握るのが
もう一人のキーパーソン、神原駿河。
400年も過ごした吸血鬼に対し
若者らしい真っ直ぐな言葉を
喧嘩しながらも投げかけます。
いつもはエロい事しか考えておらず
妄想爆発の少女ですが
なんでも知っているお姉さん、臥煙伊豆湖の
姪というところか。
（親戚だから何？という感じになっていますが）
あと残り、終物語（下）と、続・終物語で
物語シリーズも、完結ですか。
西尾維新は、シリーズ物をけっこうあっさり
完結させるイメージがありましたが
この、物語シリーズは、伸ばしに伸ばし
最長シリーズかと思います。
それが終わるとなると、悲しいものがありますね。。。
なんか色々こじつけて、また書き続けるかもしれませんが。。。
- 作者: 西尾 維新
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/29
- メディア: 単行本
高原のフーダニット by 有栖川有栖 [ミステリ]
- 作者: 有栖川 有栖
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本
またもや、有栖川有栖の作品です。
今作は、以下の中編＆ショートショートが楽しめます。
・オノコロ島ラプソディ
・ミステリ夢十夜
・高原のフーダニット
今作ではかなり珍しく、ミステリ夢十夜にて
ショートショートちっくな、短編を書いてくれています。
こんな夢をみた、という語りだしから始まり
色々な事件に関わる有栖達の、お話です。
夢の中というスタイルなので
かなり何でもありな、物語です。
（よい意味で）くだらねーといって、笑えるストーリが
十篇もあります。
例えば、有栖が殺人事件の容疑者になるのですが
どうしてもどうしても、アリバイを答えるわけにはいかない。
確固たるアリバイがあるのだが、どうしても言えない理由がある。
そう、世界の少年少女の夢を守るためｗ
読み終わった時、笑ってしまいました。
かなり有栖川有栖のユーモアセンスが
楽しめる作品になっています。
他二作は、ミステリ感たっぷりの作品なので
ミステリ好きにも、おすすめできます♪
- 作者: 有栖川 有栖
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本